実例でわかる遺体の長距離搬送|大阪から広島まで333kmの移送記録
- 吹田営業所 家族葬みかづき
- 10月4日
- 読了時間: 3分

大切な方が遠方で亡くなられた場合、「自宅のある地元で葬儀をしたい」「生まれ故郷に帰してあげたい」と願うご遺族は少なくありません。そんな時に必要となるのが 遺体の長距離搬送 です。
今回は、大阪市内の病院から広島県内の葬儀会館へ約333km、所要時間4時間15分 をかけて行った実例をご紹介しながら、遺体搬送の流れや費用の目安、注意点を解説します。
遺体長距離搬送が必要となるケース
遠方の葬儀会館や自宅で葬儀を行う場合
故郷に安置・埋葬したい場合
転居先と本籍地・実家が離れている場合
旅行先や出張先での逝去
実際の現場では、「亡くなった土地で葬儀を行うよりも、縁のある場所へ連れて帰りたい」 という思いが多く見られます。

実例:大阪市の病院から広島県の葬儀会館へ
出発地点:大阪市内の病院
到着地点:広島県内の葬儀会館
距離:約333km
所要時間:約4時間15分
病院で必要書類(死亡診断書など)を整えた後、葬儀社が寝台車でお迎えにあがり、遺体を安置先までお連れしました。
長距離移動のため、途中で休憩をはさみつつも、冷却処置(ドライアイス)をしっかりと行い、安全に搬送することができました。
搬送の流れ(一般的なケース)
病院での手続き
死亡診断書の受け取り
ご遺族の希望先(自宅・葬儀会館)の確認
葬儀社が寝台車でお迎え
必要に応じてストレッチャーや搬送用具を使用
長距離の場合は複数人での対応も
搬送中の配慮
定期的に休憩を取りながら走行
夏場や所要時間が長い場合は追加のドライアイスを準備
安置先での受け入れ
葬儀会館や自宅に安置
ご遺族と合流し、次の式の打合せへ

費用の目安
遺体搬送の費用は距離や条件により異なりますが、一般的には以下のように算出されます。
寝台車利用:1kmあたり数百円+基本料金
長距離の場合:10万円~30万円程度
飛行機を利用する場合は航空券代・地上搬送費・手続き料が加算
今回の「大阪~広島(約333km)」の場合も、上記の範囲に収まるのが一般的です。

長距離搬送の注意点
できるだけ早めに葬儀社へ相談する
搬送先(自宅・葬儀会館)が受け入れ可能か事前に確認
道路事情や天候により到着が遅れる場合がある
ドライアイス処置や車両設備を整えてもらうことが大切
よくある質問
Q. 長距離だと遺体に影響はありませんか?→ 適切な冷却処置を行えば問題ありません。
Q. 深夜や早朝でも搬送できますか?→ 多くの葬儀社が24時間対応していますが、深夜料金が加算される場合があります。
Q. 飛行機を使った方が良いケースは?→ 500km以上の移動や、時間を優先したい場合に有効です。

まとめ
遺体の長距離搬送は、遺族にとって大きな不安を伴うものです。しかし、経験豊富な葬儀社に依頼することで、必要な手続きから搬送の段取りまで一貫して任せられる安心感 があります。
今回の「大阪から広島までの333km搬送」のように、適切な準備と手配をすれば、数百キロの距離でも安全に大切な方を送り届けることができます。
ご遺族の希望を叶えるためにも、信頼できる葬儀社に早めに相談し、費用や流れを確認しておくことをおすすめします。



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