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吹田市の病院から岐阜県土岐市へ220kmの長距離搬送|「妻を自宅へ連れて帰りたい」ご主人から3日前にご相談

10月2日
読了時間: 5分

「妻が危篤になりました。もしものことがあったら、自宅へ連れて帰ってあげたいんです。」

今回の長距離搬送は、そんなご相談から始まりました。

ご連絡をいただいたのは、搬送の3日前。

場所は大阪府吹田市の病院。搬送先としてご希望されたのは、岐阜県土岐市のご自宅でした。

病院からご自宅までの距離は、約220km。

まだその時点では、どうなるか分からない状況でした。

それでもご主人は、もしもの時に慌てることがないよう、事前に搬送について相談しておきたいと考えておられました。

今回は、そんなご家族からのご相談から始まった、吹田市から岐阜県土岐市までの長距離遺体搬送についてご紹介します。


「もしもの時は、岐阜の自宅へ」

雨上がりの道路脇に銀色のトヨタ車が停まり、左に樹木と電線、看板に廃石膏型処理場とある静かな郊外風景

危篤の知らせを受けたご家族にとって、その後のことを考えるのは決して簡単ではありません。

「まだ助かってほしい」

「できれば元気になってほしい」

そんな思いがある一方で、万が一の時に備えておかなければならないこともあります。

今回、ご主人がご相談くださったのも、まさにそのようなタイミングでした。


奥様が危篤の状態になり、

「もしものことがあったら、最後は自宅へ連れて帰りたい」

というご希望がありました。

ご自宅は岐阜県土岐市。

入院している吹田市からは約220km離れています。

距離があるため、亡くなられてから搬送先を探すのではなく、あらかじめ相談しておくことで、いざという時にも落ち着いて対応できるようにしたいというご主人のお考えでした。


3日前から始まっていた搬送の準備


長距離搬送の場合、亡くなられてから初めて考えるのではなく、事前に相談しておくことができます。

今回も、危篤のご相談をいただいた段階で、

  • 現在入院されている病院

  • 搬送先となる岐阜県土岐市のご自宅

  • 約220kmという搬送距離

  • 万が一の場合の搬送方法

  • ご自宅到着後の対応

などについて確認しました。

「こういう場合、どうすればいいのか分からない」

というご家族にとって、事前に搬送について確認しておくことは、もしもの時の負担を少しでも減らすことにつながります。

もちろん、ご家族としては一日でも長く生きていてほしいという気持ちがあります。

だからこそ、私たちも「亡くなることを前提にした話」ではなく、もしもの時にご家族が困らないための準備としてお話を伺いました。


そして3日後、ご連絡をいただきました

それから3日後。

ご家族からご連絡をいただきました。

奥様がお亡くなりになったとのことでした。

事前に搬送について相談していたため、その後の対応についても確認しながら準備を進めることができました。

搬送先は、予定していた岐阜県土岐市のご自宅。

ご主人が希望されていた、

「妻を自宅へ連れて帰りたい」

という思いに沿って、吹田市の病院から土岐市へ向けて搬送することになりました。


吹田市から土岐市まで約220km

今回の搬送距離は約220km。


雨の高速道路で車とトラックが走り、緑の山沿いに土岐南 多治見出口7の標識が見える。

長距離搬送では、近距離の移動以上に、出発前の準備が重要になります。

故人様の状態や季節、気温、搬送時間などを考慮し、必要な処置や冷却などを行ったうえで出発します。

また、長距離を移動するため、道路状況なども考慮しながら運行します。

220kmという距離をただ走るのではなく、故人様を大切にお預かりし、ご家族が待つご自宅までお送りすること。

それが長距離搬送で最も大切なことだと考えています。


ご主人が待つ岐阜県土岐市のご自宅へ

大阪府吹田市を出発し、岐阜県土岐市へ。

搬送先は葬儀会館ではなく、奥様がこれまで暮らしてきたご自宅でした。

病院で亡くなられた方を、そのまま病院の近くで葬儀するのではなく、故人様が生活していた場所へ帰る。

それは、ご家族にとって大きな意味を持つことがあります。

「病院で最後を迎えたけれど、最後に帰る場所は自宅にしてあげたい」

今回のご主人のご希望も、そうしたお気持ちからだったのだと思います。

長距離だからこそ、事前相談を

今回のように、危篤の段階で搬送についてご相談いただくケースがあります。

もちろん、状況によっては回復されることもあります。

そのため、「まだ亡くなっていないのに相談してもいいのだろうか」と遠慮される方もいらっしゃいます。

しかし、遠方への搬送を希望されている場合は、事前に相談しておくことで、いざという時に慌てず対応しやすくなります。

特に、

「遠方の病院から自宅へ帰したい」

「故郷で家族に見送ってほしい」

というご希望がある場合は、距離や搬送先について早めに確認しておくと安心です。


長距離遺体搬送の費用について

日本の高速道路で、E8北陸道・E1名神、米原JCT 500mの緑看板下を車とトラックが走る山あいの分岐路。

吹田市から岐阜県土岐市まで約220kmの搬送では、距離に応じた搬送料金のほか、高速道路料金、時間帯、必要な処置や資材などによって費用が変わります。

そのため、長距離搬送の料金は一律ではありません。

ご相談の際には、出発地と搬送先をお知らせいただければ、距離や条件を確認したうえでお見積りをご案内します。

「220kmもあるけれど、搬送できるのだろうか」

「費用がどのくらいかかるのか知りたい」

という段階でも、まずはご相談ください。


「妻を自宅へ連れて帰りたい」その思いを形にする


緑の山道沿いの交差点で、土岐ヶ丘南 Tokigaoka S.の標識と赤い電光表示、青信号のある車道。

今回の搬送は、3日前の一本のご相談から始まりました。

「妻が危篤になった。もしもの時は自宅へ連れて帰りたい」

その言葉から、ご主人が奥様をどれだけ大切に思っておられるのかが伝わってきました。

そして3日後、その「もしもの時」が訪れました。


吹田市の病院から岐阜県土岐市まで約220km。

決して近い距離ではありません。

それでも、ご家族にとっては距離そのものより、

「最後は自宅へ帰してあげたい」

という思いのほうが大切だったのではないでしょうか。

遠方の病院で大切な方がお亡くなりになった場合でも、ご希望の場所へお連れする長距離搬送という方法があります。

病院からご自宅へ。

病院から故郷へ。

病院から葬儀会館へ。

新大霊柩では、距離のある搬送についても、ご家族のご希望を伺いながら対応しています。

「もしもの時、どこへ連れて帰ればいいのか分からない」

そんな段階でも構いません。

危篤のご相談から、実際の搬送まで。

ご家族が少しでも落ち着いてその時を迎えられるよう、事前のご相談も承っています。

 
 
 

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